コロナ禍において3ヶ月休止していましたが、久しぶりに開催しました。民生委員の方はちょうど高齢者の世帯訪問調査が終わったところで、昨年に比べて状態が変わってきて、気になる方が増えてきていて、コロナ影響が出てきている。というお話が出ました。老人会においては長引くコロナ禍で、活動自粛ではなくて、ウォーキング主体の活動や、見守りを主体としたサロンをやっていこうと、前向きな話が聞けました。「頭を切り替えて、やれる事で頑張っていこう」という意欲が感じとれた協議体でした。
羽黒・池野地区
豆腐移動販「くるくる豆腐 お豆腐工房いしかわ」
高橋地区を移動中に偶然出会いました。羽黒新田九右エ門屋敷の某㈱会社の前で3時の社員の休憩時間にあわせ、一宮市から豆腐の移動販売車が来ていました。毎週木曜日の3時に定期便で来られているとのこと。早速お話しを伺いました。他のエリアで販売可能か尋ねたところ「今のところは販売エリアを広げる時間的な余裕がない。しかし、今後活動は広げていけたらいいと思っている」との返事で、場所、時間の拡張は今は出来ないが、同地区において足を運んでいただける方にはいい情報なので、さっそく高橋地区の協議体メンバーに報告しました。お豆腐はもちろんのこと、豆腐以外の食品やお菓子も販売されていました。
「いるかいけがきれた」
150年前に起きた「入鹿切れ」を後世に伝える為に絵本作家のながおたくまさんと同有志メンバー「ニワ里ねっと」の方達がこのほど、絵本「いるかいけがきれた」をメンバーの手縫いで200部作成されました。世界かんがい施設遺産に認定された入鹿池は、この地方の発展に欠かせない存在であり地域の宝です。この絵本を地域の高齢者サロン等でサロンの世話人が読んで紹介されています。防災にもかかわる内容となっているので一度目を通す価値は十分にありました。
「わが町羽黒の今昔展」
羽黒コミュニティー主催で羽黒地区におけるまちづくりの拠点施設で有形文化財である「小弓の庄」で紹介されていました。江戸時代から昭和中期までの地域の変化を紹介しています。生糸の共同加工場があったことや、昭和31年に羽黒駅が完成して駅前がにぎわったこと、芝居小屋「羽黒座」もあり地歌舞伎が上演されたことなどが展示されており、知らなかった羽黒の歴史を改めて知る機会となり、羽黒の住民は地域を大切にしていることを再確認しました。
入鹿池移動販売
北地区の喫茶店の軒先で販売されているおじさん。入鹿池の喫茶店「アイランド」の駐車場で、20年近く毎週金曜日の朝8時から10時まで販売されています。入鹿地域は過疎地でスーパーがなく独居や高齢世帯が多く、外出が不自由な地域です。「金曜日は買い物出来て、おじさんと話せてコーヒー飲んで楽しみ!」と喜ばれているそうです。ここまで来れない方には注文を聞いて配達もされています。「地域の皆さんの繋がりで長年、商売させてもらっとる。今、80歳だけど90歳までは続けたい。わしの介護予防や」と話され、移動販売はおじさんの活力になっているそうです。また冬季は喫茶店のご主人が駐車場で暖をとって冷え対策をして下さっています。おじさん、車の運転に気をつけて、これからも頑張って下さいね!